詩集~揺れるカーテンの下で

2017-07 

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ミルク

一人は私の背を追い越し
 
一人は目の高さがせまってきた


 
でも 変わらず

あなたたちは いい匂い

まだミルクのにおいが残っているようよ



それから

かわいい赤ちゃんのために

日なたに出したおふとんの匂い



あなたたちのいい匂いを
  
胸の奥まで吸い込む



私の背はちっとも伸びないけれど

心の中には

柔らかなものがたくさん詰まって

ときどき

ふわっと

飛べるようになった
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醍醐千里/ chisato

醍醐千里/ chisato

詩とエッセイと朗読で言葉を紡いでいます。
メインサイト「詩とエッセイ・揺れるカーテンの下で」はこちらからどうぞ
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