詩集~揺れるカーテンの下で

2017-07 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おやすみ 光とともに

     


     あなたの胸に
     
     不安がうずまいているのかと思うと

     私はいたたまれなくなり

     寝息がとぎれないようにとそっと近づき

     その胸に手をあてた



     静かに上下するこの胸が

     よいもの あたたかいもので満たされますように



     それを願って目をつぶり

     優しいシーンばかりをいくつも描いた



     冬の日だまり

     のんびり起きる休日の雨の朝

     旅先の澄んだ空気

     クリスマスのイルミネーション



     大好きな瞬間のあれこれに心が浮き立ち

     私の手のひらは急速にあたたまる



     何かが苦しくて暗闇にいるように感じても

     あなたが再び光に気づく日は もう間近に迫っているはず



     今 元気出してとなかなか言えない



     私はただただ その胸に光の玉を入れてゆく

     ストーブに薪をくべるように



     ずっと赤く燃えていて

     あなたの胸をあたためて



     おやすみ 

     今日もよくがんばったね


   
     おやすみ

     光とともに

     






    
スポンサーサイト

 | HOME | 

Monthly

Categories

Entries

Comments

Trackbacks

Profile

醍醐千里/ chisato

醍醐千里/ chisato

詩とエッセイと朗読で言葉を紡いでいます。
メインサイト「詩とエッセイ・揺れるカーテンの下で」はこちらからどうぞ
http://www.chisato7.com

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。