詩集~揺れるカーテンの下で

2017-11 

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いばらの道

いばらの道は

薔薇の道


染まるアーチをくぐりましょう

薔薇のアーチをくぐりましょう

ランプ

町は暗くても

あなたが灯るから

私はランプのよう



このランプで

小さな芽を照らしてゆくよ

足音

あぁ だめだよ

そんなふうに

あちこちの花々を蹴散らして

空も見ず

山も見ず



足音が美しく響かないのなら

しばらくの間

立ち止まって

空を見て

山を見て

ミルク

一人は私の背を追い越し
 
一人は目の高さがせまってきた


 
でも 変わらず

あなたたちは いい匂い

まだミルクのにおいが残っているようよ



それから

かわいい赤ちゃんのために

日なたに出したおふとんの匂い



あなたたちのいい匂いを
  
胸の奥まで吸い込む



私の背はちっとも伸びないけれど

心の中には

柔らかなものがたくさん詰まって

ときどき

ふわっと

飛べるようになった

歩き出す

時薬と日薬を得て
そしてまた
内なる力に押されて
歩き出す

もう暗い闇を越えている

落ちているため息なんか
けとばして行け


生還

今こうやって
あたたかい場所に座っていると
私の心に
何の刺もないことに気づく

私の心は
痛みを受けていなし
内側もふんわりやわらかい

あまりにも
やわらかいので
そのまま
ふわふわと浮かび上がりそうなくらい

ハッピーネイチャー
そしてサバイバー

シュート

決めていく姿は金
瞬時に選択
迷う時間はない

パス
ドリブル
ハイスピードにも負けない
シュート

決める
動きを決める

決める
自分で決める

決める
一人で決める

金を重ねる
そして
勝つ


     空気にほんの少し

     香水を・・・そう 香る水を・・・

     垂らしたよう


  
     冷たい光が

     見え隠れし始めた


  
     ツーっとさらに

     気温は下がり



     私の影にも

     この指にも


     光が降りてくる

寝息

眠れないと言って
やってきた


毛布をひきずり
枕をかかえ


おいで


ほどなく
寝息が聞こえる


外からは
りい りいと虫の声


この子の手足が
こんなにすらりと伸びたのだから
私にはできないことが
増えてきているはず


いや
でも
まだしてやれることがありそうだ


虫の声にとけるその寝息は
この体から出てきた日のまま

イルカたちは体を黒く光らせて何度もジャンプする



パラソルの下からは
空の切れ端が見える

水しぶきに混ざる
遠い歓声



決めた

飛び込め

目指せ 流線形

太平洋の薔薇


あんな船でも 太平洋の薔薇だぜ
Pacific  Rose


船の名前を読んでいたのね
あなたの言葉は詩のようね


そうして しばらく海を見たあと
さぁ、行きましょうと
私はあなたの手をとった




私は

あなたの予言どおり

明るい場所に

光ある場所に

いることになるでしょう

バンビは森に消え
私はひとり
池のほとり


水に映るどの花が
私の花?

rain crown を数えよう

サンダルの足は ふいの雨に濡れ
すっかり冷たくなってしまった
私はでも
楽しく歩く
口笛でも吹きたい気持ち


rainy dayは
rain crown


街はしましまでツヤツヤだ
rain crown を数えて歩く


sunny Sndayが待っている


Holiday Today

薄くピンクがかった 小さなつぼみは
まるで宝石のよう
あるいは candy


そのつぼみを指輪にしよう
そうして口に放り込むんだ


休日の声を聞く


It's a holiday today.


candy day

なくさないでね

ピンクの可愛らしい小さな薔薇に
青と白の花を添えたら
とてもよい花束になった


なくさないでね

この胸のこまどりを

この胸のこまどりは
黙らないわ


この胸のこまどりを
閉じこめてはだめよ


この胸のこまどりを
夢と思うのよ

バンビ

バンビを見たよ
森の中
きらりと光る瞳だった


バンビは言った
迷子の私に


あなたの瞳も光るから
きっと道は見つかるでしょう

降るように

夕方からは
思いのほか涼しく
いつものさるすべりの道
秋の虫の音が
降るように
鈴を振るように
あふれていた

季節を知っている虫たちの
潔い交替

その道を
私は行った

とてもうれしく強い気持ちで

I'm  in

あなたがいて
あなたの場所がある

それだけで美しい星だ

I'm in beatiful place.

美しい星にいると感じた

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醍醐千里/ chisato

醍醐千里/ chisato

詩とエッセイと朗読で言葉を紡いでいます。
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